メタボの権化、内臓脂肪を減らし、メタボを予防するためには食生活のみなおしも大切です。
まず、規則正しい食生活を心がけましょう。朝食を抜いたり、夜、寝る前に食事をしたりするのは、内臓脂肪を溜め込む原因となってしまいます。深夜に食べるカップラーメンも美味しいんですけどね～、やめましょう。
1日3食、きちんと栄養バランスの取れた食事を摂ることが基本です。朝、寝過ごして時間がない時などは、手軽にとれる栄養食品やシリアル食品（コーンフレークとか）をせめて摂るようにしましょう。最近ブームになっている「朝バナナダイエット」もいいかもしれませんね。あれ、マジメに続ければ本当に痩せるそうですよ。保証するわけではないですけど…。
食べ過ぎは、内臓脂肪をためこみ血糖値や血圧などを上昇させます。これらを避けるためにも、腹八分を心がけるようにし、どうしてもついつい食べ過ぎてしまうという人は、次のような方法を心がけると良いでしょう。
食べ過ぎを防ぐコツ
- 料理を大皿に盛らないように！食べ過ぎるほどの量を目の前に置かない。
- ひとくちで30回以上噛むように！ゆっくり食べる。早食いは肥満のもと。
- 満腹感が得られやすい汁物や野菜料理から食べよう！
- 肉、魚などの主菜を減らし、その分は野菜を多めにしよう！
- 内臓脂肪になりやすい炭水化物の食べ過ぎに注意！
- 間食を控える！手の届くところにお菓子などを置かない。
脂質・糖分の摂りすぎにも注意
メタボの要因、高血糖や高血圧、脂質異常の予防のために、脂質や塩分のとり方にも配慮しましょう。
脂質のとりすぎは肥満だけでなく、さまざまな生活習慣病の原因となってしまいます。脂っこい食事は控えたほうがよいです。といっても、脂質を全く取らないわけにもいきませんから、肉や卵でなく、青魚や大豆製品から摂るのがオススメです。これらに含まれる脂肪酸には、LDL（悪玉）コレステロールの値を下げたり、血栓をできにくくしたりする働きが期待できるからです。
