和食はダイエットメニュー

カロリー表にはさまざまなメニューのカロリーが記載されていますが、それを見ると、カロリーが比較的高いのは洋食や中華料理に多いことに気づくと思います。脂質のカロリーは1グラムで9キロカロリーとかなり高いため、脂やバター、肉類を多く使った洋食や中華はどうしてもカロリーが高くなりがちです。
その反面、和食は西洋料理より比較的脂質は少なく、炭水化物の比率は高くなっています。
炭水化物は糖質なので、肥りやすいと思う方もいるかと思いますが、現在の糖尿病の食事療法や肥満治療では、摂取カロリーの55パーセントを主食から摂る方法が行われています。これは、日本人にとっては減量しやすい方法でと言うことで、そのように指導されているのです。
炭水化物の中でもご飯は複合糖質とも呼ばれ、繊維質もたくさん含んでいます。お米はダイエットだけでなく、生活習慣病の予防にも適した食材なのです。
和食
和食の組合せは、栄養バランスに優れています。70歳以上の人で、コレステロール値や中性脂肪に全く問題がない人の食習慣を訪ねてみると、和食をメインにした食事を摂っている人が多いようです。例えば、主食はご飯で、おかずは魚、豆腐などの大豆類と野菜といった内容で、日本の伝統的な食事が平均寿命世界一を支えていると考えられます。

ダイエット食の王道は、日本人が昔から守ってきた伝統的な和食にあると言えそうです。健康に長生きをするためにも、伝統的な和食をしっかりと受け継いでいく必要がありそうですね。

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