制限系ダイエットあれこれ

食事制限などで摂取するエネルギーを減らせば、一時的には確実に痩せます。でも、きちんとした理屈を知ってやらないと、栄養不足やリバウンドなど予期せぬ問題を抱え込むことにもなりかねません。よく考えて、無理のないダイエットを行うための注意点を考えてみましょう。

  • 必須栄養素はしっかりと取る:各種ミネラルやビタミンなど必須栄養素が不足すると、肌荒れや脱毛の原因となってしまいます。吸収阻害系サプリメントは脂肪吸収を抑えると同時に、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)を十分に吸収できなくなる可能性もあるので、食間にビタミン系のサプリメントを摂取するなど、ビタミン不足を回避する手段を上手に用いることも考えたいですね。
  • タンパク質はしっかり取り、運動を組み合わせましょう:摂取エネルギーを制限することにより、筋肉がエネルギー源として分解されてしまいます。すると、基礎代謝が減ってしまい、痩せにくく太りやすい体質「リバウンド体質」になってしまいます。そうならないためにも、良質のタンパク質(肉や魚、大豆など)をしっかり摂取し、同時に運動も組み合わせて筋肉の減少を食い止めることが大切ですね。
  • 食事は規則正しく、量も平均的に:一日の食事回数が少ないほど、肥満の程度が増加することがわかっています。朝食を抜いて、夜にしっかり食べる「かため食い」や、一日の食事量の半分以上を夜に食べる「夜食症候群」は肥満につながる危険度が高いです。一日の食事は規則正しく、同じくらいの量をしっかり良くかんで食べることが必要です。
  • 結局、制限系ダイエットは、計画的に行わないと、効果は持続せず反作用ばかりが大きくなるというお話でした。

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