メタボ撃退生活 ポッコリをスッキリ

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20代はまだまだ大丈夫、30代は気になり出すけど気にしないフリ、40代はポッコリでガックリ、気づいた時にはお腹周りのぜい肉がつき放題、多少運動しても全然ぜい肉が減らない…などと悩んでいる人も多いのでは?
そうはいっても、あまりに過激なダイエットや激しい運動は、百害あって一利なし。かえって健康を損ねることにもなりかねません。
そこで注目したいのが、乳由来の多機能タンパク質「ラクトフェリン」。
健康維持に役立つ様々な機能が発見され、今も医療機関や多くの健康関連部門で話題になっています。
ラクトフェリンは、出産後の初乳に多く含まれるほか、涙や唾液、血液などにも含まれています。しかし、その量はごくわずかで体内ではほとんど生成されない成分です。

ラクトフェリンの効能・効果

ラクトフェリンについて最も気になるダイエットへの効能にはどのようなものがあるのでしょうか。

日本企業のLION(ライオン)での研究で、ラクトフェリンが内臓脂肪を低減させるとして2007年3月に世界で初めて人間での効果を確認しています。
試験結果によると、『被験者がラクトフェリンを2カ月間摂取したところ、腹部内臓脂肪は被験者平均で断面積比22%減少、ウエストサイズは4%減となり有意な低減効果を示した。最も効果があった被験者は内臓脂肪が40%減少した。』
とのことです。
さらに、
『被験者に対しては、通常通りの生活を要請した。ライオンのラクトフェリンは、(1日あたり)300ミリグラムは3個の錠剤になっており、摂取する時間やタイミングなどは自由とした。ただ「最も効果的なのは就寝前」(村越倫明・研究開発本部主任研究員)という。ラクトフェリン300ミリグラムは、各種実験から最適と判断した量。人間の母乳なら約100cc、熱処理をしていないナチュラルチーズなら約100グラムに含まれるラクトフェリンの分量に相当する。』とのこと。

ラクトフェリン
は母乳や牛乳に多く含まれますが、熱や酸に弱いため、市販の殺菌済みの牛乳、加熱処理したプロセスチーズなどには含まれないそうです。

そのほか、ラクトフェリンの効能として以下が期待できます。

  • 菌やウイルスの繁殖抑制
  • 善玉菌を増やし腸内環境を改善
  • 歯周病対策
  • 免疫力アップ
  • 貧血防止

さらに、C型肝炎の症状緩和、生理痛の軽減、骨粗しょう症の予防、花粉症・アレルギーの緩和、肝臓がん、大腸がん予防など、様々な効能が期待されています。

またラクトフェリンには副作用はほとんどないといわれますが、妊娠中・授乳中の過剰な摂取は控えたほうがよいそうです。
※現在のところ、これらの効果は十分に実証されたわけではありません。

(ライオンHPを参考にさせていただきました。)

壊れやすいラクトフェリンはサプリメントで

ラクトフェリンは熱に弱いので、加熱された食品からは摂ることができません。その上、酸の強い胃の中では分解されてしまいます。有用だが壊れやすいラクトフェリンを効率よく摂取するにはサプリメントがオススメ。最近では各メーカーから製品がでているようですが、どれも手ごろな価格で利用できるようですよ。


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