ダイエット中にありがちな行動として、「食べてもいい食品」の種類を制限してしまうと言うことがあります。
ご飯やパン、ジャガイモなど炭水化物を排除したり、キャベツのみ、リンゴのみと言った低カロリーな食材を中心とした単品ダイエットも良くあることのようです。
しかし、このような方法では口にする食品の品目が極端に少なくなってしまいます。その結果、抑えられたカロリーによって体重が減ったとしても、極端な品目制限は健康面に少なからず悪影響を及ぼしてしまうのは当然予想されることですね。
さまざまな食品にはさまざまで数え切れないほどの栄養成分が含まれています。身体によい効果があるとされている栄養素だけでも非常に多くの種類があるのです。また、現在でも食品に含まれている栄養成分の全てがわかっているわけではありません。
最近になって、新しいビタミンが発見されたりしているのが現状です。
ダイエット中には足りないと思われる栄養成分をサプリメントとして重点的に摂取することも良く行われています。でも、それで十分なのでしょうか?
必要とされる栄養素を摂取する方法として、食品から摂るのが一番良いとされています。いろいろな食品を摂ることが、さまざまな栄養成分を摂ることにつながります。いろいろな食品をまんべんなく摂ることがさまざまな栄養素を摂るために必要なのです。間違えてはいけないことは、ダイエットに重要なのは食品の品目制限ではなくて、摂取カロリーなのです。摂取カロリーさえ一定以下なら、甘いものや脂っこいものなど何を食べても、太ることはありません。
ダイエット中はダイエットに意識が集中するためか、摂取カロリーを抑えようとして食品の種類まで制限してしまうことが多いようですが、健康面にも良くありません。1日30品目を目指していろいろな食品をまんべんなく食べることが、ダイエットと健康を両立させるポイントでしょう。
30品目に何が何でもこだわる必要はありませんが、カロリーを考えながらできるだけ品目を増やす…、程度がちょうど良いのではと思います。食べた食品の品目チェックなども時々行うと、モチベーションの維持にも役立つかもしれませんね。