食べていないのに太ることもある?

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「エ~、ワタシタベテナイノニフトッチャッタ~!」

こんな心の叫びを聞いたことありませんか?
でも、これは単なる勘違い、本人がそう思っているだけでウソです。

消費するエネルギー以上に摂取しない限り脂肪の蓄積が増えることはありません。太る人は「消費する以上に食べている」のです。ただし、他の人より食べてないのに私だけ太る…」と感じることはあるかもしれません。人によって消費エネルギーにはかなりの差があるからです。同じように食べても「太る人」「太らない人」がいることも事実です。また、食べ方にも問題がある場合もあります。同じ食事量でも、毎食同じように規則正しく食べる方は肥満になりにくく、不規則にまとめ食いをしたり、深夜に夜食を取ったりすると太りやすいと言うこともあります。
あと、「水太り」とか「水を飲んでも太る」という言葉、真実ではありません。確かに水を1リットル飲めば1kg体重が増えますが、水分は汗や尿などによって自然に体外に排出されてしまうものですから、これは肥満とは言いません。
「太る」とか「肥満」とかは、あくまで食べ過ぎて余ったエネルギーが脂肪分として体内に蓄積された事をさすのです。水分を控えたところで、行き着くところは脱水症状や便秘などで、ダイエットにも支障をきたすことになりかねません。自分の消費エネルギーを把握して、摂取エネルギーがそれを超えないようにコントロールすることこそ重要だといえますね。

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