最近は「脂肪溶解注射」として、いくつもの薬剤が実際の治療に用いられています。しかし、驚いたことに、これらの薬剤について、医学的見地からきちんとした報告がなされているものは少ないのだそうです。
脂肪分解酵素に作用したり、脂肪の燃焼効率を高めたりする薬剤を注射という直接的な手段で投与するものが多いのですが、いずれの場合も１回で効果の出るようなものではなく、何度も繰り返す必要があるようです。
注射による痛みなどの苦痛から、治療が続けられず挫折してしまうケースが多いようで、最終的には脂肪吸引などの外科的処置に切り替えてしまうことも多いのが現実のようです。そんなこんなで、脂肪溶解注射というお手軽な手段に聞こえるこの方法も、実際はそんなにお手軽に、気軽にできる部分痩せの方法とは言えないようです。
この方法で、薬が効きすぎたらどうなるのでしょう？全部溶けちゃったりして…。
脂肪溶解注射に使用される薬剤リスト
- ヒアルロニターゼ
- フォスファチジルコニン
- アミノフィリン
- L-カルニチン
- カフェイン
- チラトリコール
- ルチン etc.
