通常は、太れば太るほど、病気にかかるリスクは高くなります。しか~し、程度問題ではありますが、BMI27くらいまでのポッチャリ型だったら、BMI17以下のガリガリ痩せ体型に比べて、病気にかかるリスクが少ないことがわかっています。
本当に程度問題で、BMI27を超えると急速に病気にかかるリスクが高まってしまいます。太りすぎているという事実が、命を縮める要因になってしまう事は間違いないようです。
実際に、長生きしている人たちを見てみると、全体としてポッチャリ体型の人が多いことに気づきますが、大体100才を超えるまで元気に長生きしている人は、逆に痩せている人の方が多いようです。マウスによる実験でも粗食を与えて痩せ気味にさせた方が長生きすることがわかっているそうです。
栄養は摂りすぎず、また粗食すぎず、その人にとっての最適な体重を維持していくことが長生きの秘訣なのかもしれませんね。何事も偏らずほどほどに…ということでしょうか。