「痩せすぎ」は要注意!管理栄養士が教える、心と体が喜ぶ健康的な食事のヒント

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苦労してダイエットしてみたが、痩せすぎて生気を失いかけている若い女性

理想の体型を追い求める中で、「痩せていること」が必ずしも健康的だと勘違いしていませんか?
もしかしたら、その「痩せすぎ」が、知らず知らずのうちにあなたの健康を脅かしているかもしれません。

「やせすぎ」がもたらす隠れたリスク

過度な食事制限や誤ったダイエットは、体調不良や将来の病気のリスクを高めることがあります。厚生労働省の2023年の調査では、BMI18.5未満の「やせ」に分類される女性が全体の12%、特に20〜30代では20%を超えているというデータもあるんです。これは、私たちにとって見過ごせない課題ですよね。

痩せすぎから起こる主なリスク

1. 栄養不足・免疫力低下

  • 体重やBMIが低すぎると、必要なエネルギーや栄養素(たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)を十分に確保できないことがあります。
  • 栄養が不足すると、傷の治りが遅くなったり、風邪や感染症にかかりやすくなったりします。
  • 例えば、白血球の数が低下し、菌に対する防御力が下がるという報告も。

2. 骨・歯・筋肉の弱化

  • 若いうちに十分な体脂肪・筋肉量を維持しないと、骨密度(骨がどれくらい丈夫か)が上がりにくかったり、将来「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」を早く招く可能性があります。
  • 筋肉量が少ないと、日常動作が辛くなったり、疲れやすかったり、転倒リスクや骨折リスクが上がります。

3. ホルモン・生理・妊娠への影響

  • 体脂肪や食事量が極端に少ないと、月経が不規則になったり、完全に止まってしまったり(無月経)することがあります。
  • 将来的に妊娠を考えたとき、無月経・排卵不全・子宮内膜の環境悪化などが懸念されます。
  • また、思春期〜若年期に体脂肪が極端に少ないと、生殖ホルモンのバランスが崩れ、成長・発達にも影響が出る可能性があります。

4. 心身のエネルギー切れ・メンタルヘルス

  • 「ずっと痩せていたい」「もっと細くなりたい」というプレッシャーから、過度なダイエット・食事制限・運動過多につながることがあります。
  • これにより慢性的な疲労・だるさ・気分の落ち込み・不安・集中力低下などを引き起こすことがあります。
  • 加えて、体が「生命維持」モードに入ると、代謝が落ち、体温低下・冷え・手足のしびれといった症状を自覚する人も。

5. 長期的な死亡リスク・全身的な合併症

  • 研究によれば、BMIが低すぎる(たとえば 16 以下など)場合、さまざまな合併症や死亡リスクが上がることが示唆されています。
  • 体重が十分でないと、手術やケガ後の回復も遅くなるというデータもあります。

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管理栄養士が教える、健康を守る食事の基本

教えて適正体重

そんな「やせすぎ」による健康リスクについて、そしてどうすれば健康的な体重を維持できるのか、医誠会国際総合病院 栄養管理部の西尾 美優 管理栄養士が、食を通じた体重維持のポイントを動画で優しく解説してくれます。

この動画「適正体重を維持しよう!管理栄養士が教える健康を守る食事方法! (前編)」では、主食、副菜、主菜、乳製品、果物の5つの食品グループをバランスよく摂るための考え方を、厚生労働省と農林水産省が策定した「食事バランスガイド」を用いて、とても分かりやすく紹介しています。

動画を視聴して、今日からできる健康習慣を

この動画は、医誠会公式YouTubeチャンネル「ホロニクスグループch」にて、2025年11月5日(水)19時に公開されます。ぜひ、ご自身のペースで、健康的な食事のヒントを見つけてみてくださいね。

この動画は、シリーズ「教えて医誠会」の一環として制作されており、管理栄養士による「やせ」をテーマとした2部構成シリーズの第1弾です。後編では、さらに具体的な献立や栄養素の摂取ポイントなど、もっと詳しく解説される予定ですので、こちらも楽しみですね。

さらに、食だけでなく、リハビリテーション部による運動の視点からの解説動画も順次公開される予定とのこと。食と運動の両面から、私たち一人ひとりの「健康」をサポートしてくれる情報が、これからたくさん発信されていくことでしょう。

健康的な体は、無理なダイエットではなく、バランスの取れた食生活から生まれます。この動画を参考に、今日からあなたも、心と体が喜ぶ健康的な食事を始めてみませんか?きっと、新しい自分に出会えるはずです。

良くある質問(FAQ)

Q
痩せすぎはどんな健康リスクがありますか?
A

やせすぎは、免疫力の低下、貧血、骨粗しょう症、月経不順などを引き起こすリスクがあります。また、エネルギー不足により心身の疲労や集中力低下、うつ症状につながることもあります。


Q
BMIが18.5未満の場合、どうすればよいですか?
A

まずは医師や管理栄養士に相談し、1日3食のバランスを整えましょう。炭水化物・たんぱく質・脂質を適度に摂取し、体重を急に増やそうとせず、少しずつ改善していくのが安全です。


Q
ダイエット中でも「やせすぎ」にならない工夫はありますか?
A

極端な食事制限を避け、たんぱく質やビタミンを意識して摂ることが大切です。また、体重よりも「体調の変化」や「体脂肪率」をチェックすることで、健康的な範囲を維持しやすくなります。


Q
やせすぎを放置するとどうなりますか?
A

ホルモンバランスが崩れ、月経停止や不妊、骨折リスク増加などにつながるおそれがあります。長期的には心臓・肝臓などの臓器機能にも悪影響を及ぼす場合があります。


Q
健康的に体重を増やすコツは?
A

食事は3回+間食をうまく組み合わせ、良質なたんぱく質(卵・魚・豆製品など)や炭水化物をバランスよく摂ること。軽い筋トレも並行すると、体脂肪だけでなく筋肉を増やして健康的に増量できます。

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